介護と成年後見制度

2.成年後見人になろう

父親は急患の集中治療室で手当てを受けていました。

すごい声でうなっていて、暴れるためか手足を拘束されていました。

意識は混濁していました。

その日は、たまたま親せきが実家に立ち寄ったのですが、

玄関先で声をかけても返事がなかったので、家の中に入り様子をうかがったところ

自室で父親が糞尿にまみれで倒れていたそうです。

急いで私に連絡をして、救急車を呼んで、そのまま付き添ってくれていました。

=父親の病状と成年後見制度=

救急病棟の総合診療医から父親の容態を聞いたところ、

 ・癲癇症状が出ていて意識が混濁

 ・不整脈が激しく命にかかわる危険な状況

と説明を受けました。

ここ2~3日のことを聞かれたので、3日前はいつもどおり電話で会話ができていた。

その後いつ倒れたかは不明ですと、答えました。

もし親せきが実家に立ち寄っていなければ、私が夜に実家についた時には最悪のことに

なっていたかもしれません。父親は親せきに一命を救われたのでした。

いま自分にできることは、まず父親の健康状態を把握して今後の計画を立てることだと思い、

主治医には、このさい健康状態を徹底的に検査してくださいとお願いしました。

2日たっても父親の意識は回復せず、主治医からはこれからは意識が回復しても車いすでの生活になり、

認知症も進み介護が必要になります、一人暮らしは難しいでしょうと告げられました。

その後の検査で、心臓が弱っているので早急に心臓のペースメーカを入れる手術が必要であること、

脳に2センチ程度の腫瘍があること、肺がんの疑いがあること、帯状疱疹はリウマチの薬との関連性が

高いこと、左目が角膜炎であることなど、最低でも2カ月弱の入院が必要になるとのことでした。

あまりの病状に目まいがしそうでした。

そして、容態が安定してきたら3ヶ月以上の入院はできないので、今からリハビリのための転院先や、

介護施設の入居手続きの準備など始めてくださいと説明をうけました。

両親の介護が突然現実の問題になってしまい、とまどいと当面の費用のことなど心配事ばかりでしたが、

これからの先の長い介護のことを考えて、両親の成年後見人になろうと思いました。

成年後見人にならないと、両親の年金と預貯金を使いながらの介護ができないからです。

3.成年後見人の審理で事件番号を付番される に続く

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