試行錯誤を繰り返してたどりついた3つのこと
①効率よく走るには、地面からの反力をいかす
②速く走るには、同じピッチでストライドを伸ばす
③足のトラブル防止には、走る場所とトレーニング目的にあったシューズを履く
ランナーなら誰でも知ってるって…、えっ、そうなの(/・ω・)/
長い間かかってやっと気がついたのに、そっかー、みんな知ってるのか(^^ゞ
それなら、どうしてランナーは足のトラブルに悩まされるんだろうか?
走り始める目的はひとそれぞれ。
共通しているのは、目的をはやく達成したいという思い。その思いを
サポートするような情報や商品についつい引っ張られることがあります。
私自身、自分のことを振り返ると、
世の中に出ている情報を読み解くことなく、ふむふむ、そっかそっかと
感心ししながらちょっと実践しては難しいなぁ、うまくいかないなぁということを
繰り返していました。それから、やっぱり地味な基礎トレーニングや体の動かし方の練習は
面倒で今でも気が進みません。単純に走って距離を稼いだ方が達成感がありました。
例えば、こんなことを思ったりしながら、それに関する情報や商品をそろえていました。
①だと、正しいフォームはこうだ、あーだ。着地はヒールストライクよりフォアフットがいい。
腕の角度は90度で後ろに引くことを意識する。視線は〇〇m先を見る。
②だと、大腿筋を使うふくらはぎに負荷をかけない。足の回転数(ディケンズ)は180回/分が理想。
適度な前傾姿勢で上体と下半身の動きを連動させる。骨盤をたてて体幹をしっかり使って走る。
③では、コンプレッションサポートが筋肉の揺れやぶれを抑える。シューズの特性(厚底・薄底シューズ、
クッション、反発力、プロネーションを抑える)を調べて高機能のものを買う。
でも、実際にランニングの能力を上げるのも足のトラブルをなくすのも、自分の体と向き合って
計画的なトレーニングを積むこと以外に方法はないんですよね。
そして、3つがなぜ大切なのかをしっかりと理解していること。つまり腑に落ちていることが大事です。
それができていないと、様々な外的要因で気持ちがぶれるし、やっていることに自信が持てなくなります。
トレーニング理論が進化しても、考え方や取り組み方の基本を忘れないことが大切です。
おさらい
①効率よく走るには、地面からの反力をいかす
地面への作用反作用と筋肉の伸張反射を利用すると、推進力が生まれて力まずにスムーズな走りになる
②速く走るには、同じピッチでストライドを伸ばす
快適な一定のピッチを身に着けて、スピードの強弱はストライドで調整すると楽にスピードが出る
③足のトラブル防止には、走る場所とトレーニング目的にあったシューズを履く
どんな場所にでも、どんな体型の人にも、どんなトレーニングにも対応できる万能なシューズはない
履きたいシューズはモチベーションアップになる。但し、目的に合っていないとケガにつながるリスクが高い
to be continued
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