<メニエール病の特徴>
メニエール病と診断されてから、からこれ3年くらいたちます。
左耳は難治性のメニエール病になってしまい、めまい、難聴、耳鳴りの3点セット!
いちばん辛いのは突然やってくるめまいですね。ひどいときは、天井が回る感じで脂汗が出てきて吐き気もでます。横になって深呼吸しながらめまいが治まるのを待ちます。
めまいは、10分程度で治まるときもあれば、4~5時間続くときもあります。
車の運転は怖いのでできませんし、電車に乗っているときにめまいがあると困るのでヘルプマークをもらって鞄に着けています。
<気を付けていること>
気圧の変化に気を付けるようになりました。特に気圧が急激に下がるときは、耳鳴りもひどくなるし、めまい発作がでやすいからです。あとはパソコンを長時間凝視するのも首筋がこって血流が悪くなるせいかめまい発作がおきやすいと思います。首回りや耳の周辺、あごの筋肉などマッサージすると少し楽になります。食事は減塩を心がけて、カフェインとアルコールは少し控えるようにしています。
<中耳加圧装置治療開始>
メニエール病は、内耳に正常に存在している液体の量が過剰になることで起こると考えられています。運動をして血流をよくする、睡眠をしっかりとる、水分もこまめにとることなどにより、内耳のリンパが正常に循環するようにします。それでも、なかなか改善されない場合「中耳加圧装置」を使って中耳に空気圧をかけることで物理的に内耳を刺激することでリンパ液の循環をうながします。「内耳加圧装置」は医療機関を通してレンタルして、1日に2回使用します。めまい手帳にめまいの程度を毎日記録して、毎月1回病院に提出して治療効果を診てもらいます。
<半年使ってみた感想>
2024年9月から約半年「中耳加圧装置」を使っています。時々うっかり使うのを忘れます(笑)
最初の1~2ヵ月は、あまり効果を感じられずめまいも頻繁にありました。その後、徐々にめまいの回数が減っています。また、めまいの程度もやわらいで楽になってきました。
なんらかの効果が感じられます。左耳に指を入れて水抜きの動作をすると、以前は内耳の液体が揺れる感じがして、めまいのようにぐらぐらしました。いまは同じ動作をしても平気です。難聴は変わりませんが、耳鳴りは少し変化が出てきてあまり気にならなくなりました。
ただ、季節的な要因(急激な気圧変化の多さ)やめまいが頻繁に起こる時期などもあるので「中耳加圧装置」の治療効果があったかどうかは1年間使用してみての判断となります。めまいの頻度や重症度の評価、MRIでリンパ液の状態を確認して評価をします。効果が認められなければ治療は打ち切り、効果が認められても治療開始後36カ月で終了となります。
<補足>
中耳加圧装置はメーカの在庫がなくて、治療を希望しても半年待ちの状況です。
また、大学病院での治療の場合、診療待ち時間が長いのが難点です(2.5時間待ちはざら)。
待ち時間が長すぎるので、受付窓口にめまい手帳のコピーを提出して帰りたくなります(-_-;)
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