まもるくんは とつぜんたおれた そのひから
ながいながい にゅういんせいかつが はじまりました
にゅういんして 3にちくらいは ずっといしきが こんだくしていて
もう ながくは ないかも… とおみまいにきたひとたちは おもいました
まもるくんは とても しんぞうがよわっていたので
ペースメーカーを からだにいれる しゅじゅつをすることになりました
じゅんかんきかの せんせいが
まもるくんの しゅじゅつは ぶじにおわりました
いままでにした しゅじゅつのなかで
3ぼんのゆびにはいるくらいの スムーズなしゅじゅつでした とおっしゃいました
しゅじゅつがおわって なんにちかすると まもるくんの いしきがもどってきました
けつえきが からだのすみずみまで いきわたって かおいろもよくなりました
でも まもるくんは じぶんが いつたおれたのかも どうしてびょういんにいるのかも
なにもおぼえていませんでした
そして げんじつと ゆめでみたことが まじりあったようなことを
ひとりごとのように はなしていました
おいしゃさんも かんごしさんも
まもるくんが なにをだれにいっているのか よくわかりませんでした
のんちゃんと まもるくんが ふたりともにゅういんして
もう ふたりとも おうちに もどれないだろうとおもうと
ぼくは はぁ~っと ふかいためいきを ついてしまいました…
のんちゃんと まもるくんの これからのことを かんがえると
ふあんなことばかりでした
いろいろかんがえて ぼくは のんちゃんと まもるくんのために
せいねんこうけんにんに なろうとおもいました
そして、まもるくんが にゅういんして そろそろ3かげつになるころ
やっとのことで なることができました
そとはもうふゆが ちかづいていました
つづく
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