今回のブログはWinのパソコンからiPhoneへ曲を移行するときに体験したことを書きました。以前はiTunesでサクッと行っていたのですが、今はデバイスやクラウド技術の進化で同期の仕方も変わりました。「プロジェクトX」ふうに言えば、PCからiPhoneに曲を移行する….、Appleのアプリとの闘いの記録である。
【同期の闇に落ちる前兆】
先日、パソコン(win11)のiTunesを使ってPCに入っている曲をiPhoneに移そうと思い、久しぶりにiTunesにアクセスしたらApple純正のケーブルを使っているのにiPhoneを認識しない!あれこれ調べたところ、AppleはiTunesのサポートを縮退していて、Apple Musicに機能分割されていく段階なんだって(Appleは2019年に告知している)。そのころから、iPhone側では、iTunesはiTunes Sroreになり音楽を聴くのはapple Musicアプリになっている。しかたないので、PC側にApple Musicのアプリをインストールしたら、なんと今まで使っていたiTunesの中身ががらっとかわってもう私の知っているiTunesではなくなってしまい、もはや曲を聴くことができないものになってしまった(ポッドキャスト、オーディオブックのみ)。なんて、こった!そして、これが同期の深い闇へ落ちる前兆だった…。
さよならiTunes、君は変わってしまったんだね。
【同期ってなに?】
あれこれ、ネットでググったり、CopilotでiTunesを使わないでiPhoneと同期する方法を調べた。どうやら、iPhoneにパソコンの曲を移すにはApple MusicとAppleデバイスという組み合わせで同期するらしい。二つのアプリを使わないと同期できないなんてiTunesを使ってた私には、ただただメンドクサイ(イラつく)。
ここで、クイズ
PC側に曲が10曲あります。iPhone側には別の曲が20曲はいっています。
Appleデバイスを使ってPCとiPhoneを同期したら、どうなるでしょう?
1.10+20=30なので、PC側とiPhone側ともに30曲になる。
2.iPhone側にPCの曲が送られて30曲になる(PC側は10曲のまま)。
3.PC側の10曲がiPhone側に転送されてiPhone側の曲が上書きされて10曲になる。
正解は3番です。私は1番だと思っていたのでかなりショックを受けました。このことを理解していないと、同期によって発生する事象に振り回されます。大切なデータを失ったり、同期するたびに何か不具合が発生していると思い、あれこれググっても自分の思う不具合への対応が見つからず、逆にしなくてもよい対策をしてしまい、どんどん深みにはまって几帳面なひとほど眠れなくなります。
【iPhone側のApple Music ぶちこわれたのか!】
Win側でApple MusicとAppleデバイスをインストールしました。
Apple Musicを開くと全曲にチェックマークがデフォルトでついている、なんでだろう(勝手についています)。ま、とりあえず全曲iPhoneにはいるのだろうと思いAppleデバイスを開きました。設定を見ると「チェックマークが付いている曲を同期する」という項目にチェックがついています。そして、ミュージックの項目のところにオプションの設定があります。アーティスト、アルバム、ジャンル、リストがあって、アルバムのところに表示されている全てのアルバムにチェックがついていました(他のリストには何もチェックがついていない)。この時点で、私はApple MusicとAppleデバイスでiPhoneと同期をとるための仕組みを理解していなかったので、そのままAppleデバイスで同期のボタンをクリックしました。パソコンの中にあるおよそ300曲くらいが同期されるのかなぁと期待して、iPhone側のMusicを開いたのですが…。
なんと、パソコン側にあった曲で移行されていないものがけっこうあります。そして、移行された曲のアルバムのジャケット(いまはアートワークと呼ぶらしい)が他のアーティストのアルバムのものになっています、超ショック!!
かんたんに言うと一部の曲しか移行できておらず、移行されている曲でもアートワークがまるで一致していないという状態です。同期は正常に終了しているのにおかしくないですか?
例えばこんな感じ。ひこうき雲がELTのもっちのアートワークなっていますね。池田エライザがナオト・インティライミだったり(T_T)

いろいろとググるとiPhoneを認識しないのはケーブルの問題だ、パソコン側でiPhoneの認識していないからだ、同期はiTunesを使ってやればいいんだ、とか諸々の記事が出ています。つまり、私以外にも同じ事象で困っているひとがたくさんいるということです。しかし、対策の記事の日付が旧かったり、IOSのバージョンが違ったりで、手順にどおりに対策を試しても一向に改善しないので、さらにググっていくと、アートワークが不一致でも曲が聴けるんだから我慢しましょう、しょうがないですよ、みたいな記事が2025年~2026年にかけて多くなっています。Copilotも、「仕様通りです、このテーマはこれでおしまいにしましょう、あなたは十分調べてやれるだけのことはしたのですから」というしまつ(MicrosoftのCopilotはAppleのこの手のアプリに関するテーマーは苦手のようです)。
【同期の闇をさまよう(T_T)】
いろいろと試行錯誤を繰り返しました。設定やアプリのバージョンの確認など基本的な確認以外にiPhoneのストレージで同期されたものを削除したり、同期の対象からコンピレーションアルバムを対象外にしてみたり(コンピレーションアルバムがあるとアートワークがズレてしまうことがあるらしい)、原因となる要因を探すために何回も同期を繰り返しました。そして、疲れ果ててもう同期はしなくていいや、諦めようと思い、iPhoneのストレージでミュージックを選択して全曲削除しました。iTunes Storeで購入した曲はいつでもダウンロードできるからです。そして、iTunes Storeで購入済みの曲が表示されていることを確認して、Apple Musicのアプリを開いたら曲もアーテイストもアルバムもライブラリで表示されました。キャッシュが表示されたのかどうかわかりませんが、かなり想定外のできごとです。もうここまでくると、何がなんだかわかりません。iTunesが使えなくなったことで、ここまで奈落の底に落とされてしまうとは。もうAppleさん、これ以上私をいじめないで!苦しめないで!
【原点に立ち返るきっかけ】
Appleの製品ごとのサポート記事を読んだり、ネット上の記事を読んだり。AIに質問を投げたりしつつ2週間以上が過ぎました。そしって、やっと不具合の解消にたどりつきました。
きっかけは、「コンピレーションアルバムから1曲だけ選んで同期したらどうなるんだろう」ということでした、PC側のApple Musicで1曲だけチェックマークをつけて、Apple デバイスではその曲が入っているアルバムだけにチェックをつけました。また、選んだ曲にはアートワークをそのアーテイストの写真に変更しました。そうすることで、iPhone側にどう表示されるかを試したのです。なんと、その曲はiPhone側で表示されました。アルバムのアートワークも私が変更したものになっています!。何か光が差してきたと直感しました。ならば、と思い、次には他のコンピレーションアルバムで同様のことをしました。すると、iPhone側でその曲もアートワークも表示されました。ばんざーい!と一瞬嬉しさで叫んでしまいました。
ところが、あれっなんか変だ。さっき同期したはずの曲が表示されていない、なんで?
再度別のアルバムの中から曲を選択して、もう一度同期しました。すると、同期前に表示されていた曲は表示されず、今同期した曲に置き換わっています。さすがに、ここでひょっとして同期について自分が想像していることと実際のしくみは違うのではないかと気が付きました。私が想像していた同期は、クイズのところで書いたとおりですが、ここで原点に立ち返って、Apple MusicとApple デバイスで行う同期のしくみを理解しなければとならないと気が付いたのです。遅すぎやろ!(笑)
Apple Musicでは、最初に開いたときに全ての曲にチェックマークがついていました。そして、Appleデバイスでは、オプションのところでアルバムのところで全てのアルバムにチェックがついていました。ふたつのアプリを使って同期をとるときに何が必要なのかをよく理解していないままに同期をあれやこれや繰り返していたので、原点に立ち返って同期の仕組みを調べることにしました。
【Apple MusicとApple デバイスによる同期のしくみ】
1.「同期」の言葉の意味を知る
Win11のApple Musicと、iPhoneのApple Musicの「同期」ではPC側のライブラリ内容が「正」となり、同期のたびにiPhone側はそれに合わせて更新される。PCとの同期に関しては、iPhoneのMusicは「PC側のライブラリの一部をコピーして使う」ということを想定しているようだ。
2.Windows版Apple Musicの同期の特徴
今のApple Musicアプリは
・ライブラリをApple IDでクラウド同期する
・あるいは、よりシンプルな「同期」操作でまとめて転送する
という方向に寄っていて、「チェックマークだけで厳密にコントロールする」機能は弱くなっている。
3.Apple MusicとApple デバイスでiPhoneと同期する場合の注意点
「Apple Musicアプリのライブラリで曲にチェックを付けている」場合でも、Apple デバイスのミュージック項目にあるアーティスト/アルバム/ジャンル/プレイリストのチェックも必須。そしてこれはとても重要だった。
🎧 それぞれのチェックの役割
Apple Musicアプリ側のチェックマーク
これは「ライブラリの中で、どの曲を同期候補にするか」を決めるフィルターの役割です。
チェックが付いている曲→ 同期の対象になりうる曲
チェックが外れている曲→ 同期の対象から外したい曲
Apple デバイスアプリの設定のところで「ミュージック」をクリックしたときに表示されるアーティスト、アルバム、ジャンル、プレイリストのチェックは、「そのデバイスに、どのグループを送るか」を決める“最終選抜”の役割です。ここでチェックを付けたアーティストやアルバムだけが、実際にiPhoneに送られる。逆に、ここでチェックが付いていないアーティストやアルバムは、たとえ曲自体にチェックが付いていても、iPhoneには同期されません。こんな仕様だったなんて誰も思わないんじゃないかな。
つまり、今の仕組みは
曲に付いているチェック→「同期してよい曲かどうか」
Apple デバイス側ミュージック画面のチェック→「そのデバイスに実際に送るグループはどれか」という二段階になっています。
<同期が成功したときに行ったこと>
動作環境(2026年4月4日実施)
Windows 11(version 25H2)、Apple Music(win)、appleデバイス
iPhone(IOS26.4) iTunes Store、Apple Music(サブスク契約なし)
①iPhone側 iPhoneストレージでMusicを選択し、そこで全曲削除
②win側の設定
・Apple Musicで同期したい曲に全てチェックマークをつける
そのとき、重複表示されている曲はひとつだけにチェックマークをつけた。
補足)パソコンや携帯の買い替えのときに何らかの不具合で曲が重複してしまったと思う。
コンピレーションアルバムは、同期したい曲ごとにアーティストのアートワークに変更した。
・Appleデバイスのミュージックのところ
曲を聴くときにアーテイストを選ぶことが多いので、オプションのチェックを変えた。
アーティスト:表示されているアーティストに全てチェックマークを付けた
アルバム:デフォルトでついていたチェックマークは全て外した
③Apple デバイスの設定のところで適用ボタンを押す(適用は設定した内容を有効化すること)
④Appleデバイスで同期を実行→正常終了
iPhone側のApple Musicはwin側で選択した楽曲が全て同期され、曲とアルバムのアートワークは全て一致しており、不具合の事象は解消されていた。ミッション完了です!!
【まとめ】
今回の事象は、Appleデバイスのミュージック設定オプションでアルバムを選択した場合に起こりうる事象だと推測しています。私のWin11のミュージックのフォルダにはiTunesで購入した曲、Lismoで購入した曲、CDから取り込んだ曲が格納されています。CDから取り込んだアルバムはコンピレーションアルバム「〇〇年代ヒット曲」、「〇〇のJAZZ」なども入っています。コンピレーションは複数のアーティストが入っているので、Appleデバイスでアルバムにチェックをいれた場合にうまく制御することができなかったのではないかと思う。なので、もしアートワークが曲と不一致になっている場合、Appleデバイスでアルバムにチェックが付いているとしたら、アルバムのチェックは外してアーティストにチェックし直して同期するとよいかも。






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