サンウルブズは、ブルーズに逆転負けで開幕から7連敗。
応援しているだけになんとかホームでの勝利をみたい。
秩父宮でのホームゲームは、5月にあと一試合あるだけだ。
サンウルブズは、多国籍軍なので試合中の指示は英語が多いと思うが、
ピンチのときやディフェンスのカバーリングのときなどメンバー同士の
コミュニケーションがしっかりとれているのかと思うことがある。
特にディフェンス面ではフェーズを重ねられて外にボールを展開されたとき、
両ウイングのディフェンスは問題があるように思う。
ここ2~3試合では、タックルできていないし、ライン際に追い込むわけでもなく、
大外に振られたときのディフェンスがもろいように見えてならない。
シャローディフェンスはハマれば、防御側が優位な状況をつくるのに有効だけれど、
デイフェンスラインが凸凹なまま前に出るとギャップが生まれてラインブレイクされやすくなる。
いっせいに前に出て行けずに、遅れてしまって止まった姿勢で受け身のタックルをすると
差し込まれてブレイクダウンで劣勢になってしまう。
シャローディフェンスは一気に前に出て、
前に詰めて相手に対して1対1でしっかり捉えにいかなければならない。
つまり、攻撃側の人数と防御側の人数が同じか、多い状態でないとシャローディフェンスは
機能しないので、フェーズを重ねられて防御側のラインの人数が足りないときは、
ドリフトディフェンスで外に追い込んで味方のカバーリングの時間をかせぐことも必要だと思う。
勝手に一か八かで前に飛び出してインターセプトを試みるのはチームプレイを乱してしまう。
そういった意思疎通ができずにただやみくもに前に出てはいけない。前に出るのが目的ではなく、
相手を止めてボールを奪い返すことがデイフェンスの目的だということを忘れてはならない。
何が言いたいかというと、外に振られたきのトライを取られ方の印象がよくない。
もっと言えばプロのレベルに達してない、という気持ちになってしまう。
そういう気持ちが強くなると戦犯を探したくなるし、チームを応援する楽しみがなくなってしまう。
ディフェンスは個々人のタックルの強さもあるけれど、チームとしての意思統一がまずありきだと思う。
そんなことは、選手やコーチ陣は言われなくてもわかっていると思う。
わかっているはずなのに、どうしてできないのかが応援している側からすると歯がゆいし、悔しい。
観客があぁ~っとため息をつくようなプレイがでないように、全員で規律を高めることが大切だ。
負けが込んでいようと、ハートの強い狼軍団になって観客をわかせてほしい。
観客の応援を力に!!
がんばれ、サンウルブズ!
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