足と脚のトラブル

マラソンシーズン前に終了(T_T)

10月になって、いよいよこれからマラソンシーズン。
新型コロナウィルスの影響でマラソン大会も中止がほとんどですが、
ランナーにとってはこれからが本番の季節です。

今年は春先から十分に走り込んで、秋のシーズンではPB更新を目指す!!
と意気込んで3月から走り込んできたのに…、あ~ぁまたしても足に痛みが。

ケガや足のトラブルを無くそうと思って取り組んできたのに、くぅぅ残念。
マラソンシーズン前に終了です。

◆3月以降の月間走行距離◆
3月(112㎞)、4月(160㎞)、5月(180㎞)、
6月(168㎞)、7月(163㎞)、8月(100㎞)、9月(17㎞)

フォームを意識してゆっくり7~8分/㎞ペースくらいで、
しっかり脚づくりができるように6日/週ランニングしていました。
もちろん、足や体にダメージが残らないように自分なりにケアしながら。

8月に父親が亡くなりランニングを休んでいたら脚に違和感が!
裸足でフローリングの床を歩いたら左の足底部に強い痛みが出てきました。
睡眠中に両足のアキレス腱がジンジンと痛くなって目が覚めたり。

9月になっても足の調子はイマイチ。
足の負担を減らそうと、クッション性の高いONのCloudflyerを買いました。
前から竹輪を並べたみたいなソールの形状に興味があったし、YouTubeで
為末さんが履いているのをみてよさそうだなぁと思ったから。
いつものように、興味と好奇心でワクワクしながら買っちゃいました(笑)

お店で試し履きしたときは、クッション性も反発性もいいと感じました。
そして、まず足慣らしのために通勤とウォーキングで履いてみたら…。
2㎞くらい歩いたところで、中指と薬指にギュッギュッと痛みが出てきました。
それもかなりイタイ(T_T)
ON独特のクラウドパーツがピンポイントで中足骨に食い込んでくる感じです。

痛みがあるのに、逆にマッサージでぐいぐい揉んでるのと同じかも!
我慢して歩けば、足底筋膜がほぐれてくるかもしれない、うんうん。
そう思って、痛みをこらえらながら通勤とウォーキングで履いていました。

浅はかでした((+_+))

足底筋膜がほぐれるどころか日に日に痛みがぁぁぁぁ。
他のシューズに履き替えても前足部が屈折するたびにイテテテ(涙)

◆この痛みは尋常ではない。いったい何が起きているんだ?◆
8月はいろいろあってランニングしなかったときは、
ストレッチもケアもしなかった。これがいけなかった!

今になって思い返すと、ゆっくり走の脚づくりは体力的には余裕でも、
アキレス腱や足裏に少しづつダメージが蓄積していたんですね…。
ランニング間隔が空いてケアも不十分だったので、筋肉の柔軟性が
低下して右脚の脛・足首周りがシンスプリントになりました。

そして、右脚をかばっているうちに、クラウドパーツの独特の形状が
左足に追い打ちをかけてしまった、きっとそういうことじゃないかな。

◆整形外科医の診断◆
Cloudflyerを履くのをやめても痛みが続いていたので、ネットで自分の
足の症状を検索すると、足底筋膜炎、モートン病、開帳足などの様々な
症状に似ている…。こりゃ、自己診断は禁物と思い整形外科に行きました。

医師:(レントゲンを見ながら)骨に異常はありません。外反母趾ではないし、
関節の隙間があるのは、軟骨がすり減っていないからでとてもいい状態です。
足の指が長いのが特徴としてあげられますね。横からの映像で、前足部の
足底腱膜が影のようになっていることから、ここが炎症をおこしていると
考えられます。足底腱膜炎ですね。

う~ん、そうなの?
先生、モートン病の症状にも似ていますがその疑いはないですか?
足の指も痛みます。

医師:モートン病は指そのものにしびれがでるし、ハイヒールを
履く女性に多い症状です。指のしびれがなくて、痛いのは足底部なので
モートン病ではないですね。

(指も痛いって言っているのに…。)
ブロック注射とかで痛みが改善されたり、治癒が早まることはありませんか?

医師:ブロック注射は薬が効いている間は痛みは軽減するけど、治癒とは違うので
根本的な治療にはならないですね(しなくてもいいでしょう)。

じゃ、リハビリで通院するとかの必要性はありませんか?

医師:その必要性はないでしょう。炎症を抑える湿布を貼ってください。
足裏は貼りづらいと思いますけど、寝るときに貼るとかでもいいので。
あとはたいしたことは書いてないけど、パンフレットをみてストレッチしましょう。

ホントに? 根本的な治療が湿布ですかぁ…。
痛みの原因が骨や関節の異常ではない、ということがわかっただけでも良しとするか。
湿布薬は28日分処方されました。

◆左足の違和感の振り返り◆
七年くらい前、NIKEのフリーランで長距離を走っていたときに発症しました。
(ロードの長距離用のシューズではないというのほ、後になってわかった)
最初はしびれや痛み、こわばりはなくて、あれっ何か踏んでるかな?
という感じで、足裏を見るとなにもなくて気のせいかなと思う程度でした。

その後、ジムのトレッドミルでトレーニングしたあとにストレッチをすると
足裏がつるようになりました。この段階でも普段は痛みもないので、
このごろストレッチすると左足がつるなぁくらいで放置していました。

そのうちに、いつも足裏にしびれや、何か踏んでいる違和感、足裏のこわばりが
日常的に出てきました。ランニング雑誌を読むとどうやら足底筋膜炎らしい。
長くても2~3年で自然治癒するとのこと…。そっか、そういうもんなんだね。

しかし、いっこうに完治せずに整形外科に行ったら、足底腱膜炎の診断で
週に1~2回治療に通いました。20分程度かけて軽いマッサージと何か電気治療
のようなものをしてもらっていました。2ヵ月くらい通ってもな~んの変化もないし、
回復の兆しも感じられなかったので行くのをやめました。

今回は経験したことのない中足骨の痛みと、強いしびれや指の痛みが出たので
ひょっとしたらモートン病かもしれない、と思って違う整形外科で診てもらいました。
心配していたモートン病じゃなくて嬉しいけど、これからどう治療すれば…?

足底腱膜もずっと炎症状態が続いているわけではなくて、炎症が収まると腱膜や
筋肉は固くなって柔軟性がなくなってしまうんじゃないかな。
その状態になってからは、患部への直接的な強いマッサージやストレッチはきっと
逆効果なんだと思います。柔軟性がなくなった組織に強い刺激を与えると、さらに
こわばりが強くなり、そこでグイグイもむと逆に炎症を再発するんじゃないかな。

足裏の患部を直接マッサージしても効果はあまり感じられない。
でも、ふくらはぎ、脛、ハムストリングス、大殿筋をマッサージしたり、ストレッチを
すると足裏ががプリピリしたり、ツッパリ感やこわばり感が和らいだりします。
きっと神経なり、筋膜なりが繋がっているからだと思う。

◆セルフケアで治す!◆
ふくらはぎ・脛のこりや張りをほぐす。ハムストリングスのストレッチ、股関節の
可動域を広げて姿勢の歪みを正していく。からだ全体のバランスを整える。
ランニングでは地面をたたくような接地はしない。柔かく着地するフォームを身につける。

短くまとめると、
姿勢と体のバランスを整えて、ランニング時は足にかかる負荷を減らす。
他には、入浴で血行をよくして睡眠をしっかりとる。ストレスを抱え込み過ぎない。
患部をグリグリもまない!

◆足のけがやトラブルにつながる5つの要因◆
1.毎日走るのがいいと思ってしまいがち。
2.距離やタイムを意識しすぎて、トレーニングの目的を忘れがち。
3.軽めのランニングだと、足のケアは疎かになりがち。
4.ランニングウオッチの各種分析データをうのみにしがち。
5.体は急に変わらないのに、結果を早くもとめがち。

トレーニングは振出しに戻って、一から再始動で~す(^^♪
これからは下半身の筋トレをしっかりしよう。

35日目 閻魔大王のお裁き前のページ

捨て寸のバズワードに惑わされない次のページ

関連記事

  1. 足と脚のトラブル

    なるほどー、やっとわかった足のトラブル part3

    たくさん走ったり、くたくたになるまで走ったり、ゼイゼイしながら頑張…

  2. 足と脚のトラブル

    なるほどー、やっとわかった足のトラブル part2

    試行錯誤を繰り返してたどりついた3つのこと①効率よく走るには、…

  3. 足と脚のトラブル

    足底腱膜炎改善への道 ー足底部のアーチとおしりの筋力ー

    足底腱膜炎になったのは6~7年前。いまは難治性足底筋膜炎と診断され…

  4. 足と脚のトラブル

    2019 東京マラソン トレーニングの負荷と故障

    う~ん、イタタタタ(@_@。両膝の痛みはオーバートレーニングだ…

  5. 足と脚のトラブル

    走り方が原因で爪下血腫なっていた

    2019年の東京マラソンで爪下血腫になっておよそ2年でやっと治りま…

  6. 足と脚のトラブル

    なるほどー、やっとわかった足のトラブル

    もともと歩くのは好きでした。週末にちょっとジョギングしたり、会社か…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. 介護と成年後見制度

    3.成年後見人の審理で事件番号を付番される
  2. スポーツ

    HOKA ONE ONE BONDI6 履き心地 その3
  3. 未分類

    突然のめまいと大量の発汗! 救急車で病院に運ばれちゃいました
  4. スポーツ

    2022マラソン大会振り返り
  5. 介護と成年後見制度

    1.介護の始まり
PAGE TOP