ランニング雑誌やネットで脚の故障やケガについて調べると
脚づくりが大切!という記事をよく目にします。
では、脚はどうやったらできるの? いつできるの?
走った距離ならもう軽く4,000~5,000㎞くらいにはなると思う。
なのに、いつまでも脚のトラブルが無くなりません。
ひとつのトラブルが解消されると、また次のトラブル…
一向にトラブルが無くならないのは、まだまだ脚ができていないということですか(T_T)
確かにゆっくり10㎞走るのと、ぜいぜいいいながら40分ぐらいで走り切るのとでは
脚の筋力にはかなりの違いがあると思う。
では、筋力の違い=(そのレベルで走り切る)脚ができていない、ということですか。
それだと、競技力、タイムを上げようとするたびに脚づくりが必要ということになりますね。
でも、ホントに走り続ける限り脚づくりが必要という意味で書かれているのでしょうか。
負荷が高いトレーニングに耐えられる脚づくりが必要ということであれば、
脚が痛いとか故障してしまうのは、これ以上負荷の高いトレーニングをしてはダメ=自分の限界
ということなりますが、たぶんそういう意味ではないと思う。
負荷の高いトレーニング後は痛みがでるので、リカバリをしっかりして痛みがなくなってから
トレーニングを再開しなさい、それが脚を作るということですということでしょうか。
脚づくりには、いろんな意味が含まれている
故障しない脚づくり
走れる時間が伸びてくる脚づくり(=タイムアップにもつながる)
私のような市民ランナーに限らず、エリートランナーでも脚の故障に悩まされていると思います。
どのレベルのランナーであれ、トレーニングの負荷とリカバリに要する時間やケアのバランスを
見極めるのが難しいんだと思います。
競技力を高めようと思えば、トレーニング負荷は常に自分のレベルより高くなります。
しかし、負荷のレベルが上がっているにもかかわらず、リカバリーの方法がそれに伴って
向上していない人が多いのではないでしょうか。
軽いジョギングのリカバリーときついインターバルトレーニング後のリカバリーでは
リカバリーの内容や質を変える必要があります。
しかし、どう変えたらいいのかが、わからないので結局は自分の体で実験しているようなものです。
故障したら、次は同じ故障はしないようにしようとしていますが、次の故障が発生してしまうのは、
新たなレベルに自分が到達しているからだということかもしれません。
気持ちだけで頑張りすぎたトレーニングの結果です、ということもあるかもしれませんが(笑)
ただ、ランナーの正直な気持ちとしては、
「もうこんなにたくさん走り込んだし、もうこんなにハードトレーニングも続けてきたんだから、
脚はできていて、もう故障なんかしないはず」と思いたい。
でも、なかなかそうはいかないですね。高みを目指せば故障のリスクも高まるということです。
故障やケガをしてしまったら、焦らずにしっかり治しましょう。
故障が慢性化するとかなりつらいです…(+o+)
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